ナスカ社設立者の体験記 Vol.8

次の日、市内をブラブラ、いろんな店を見学。

イキトス市内

薬草を売っている店や、土産物店、Tシャツ店、靴店、まず靴店に 入りサンダルを買おうと思い色々見て値段を聞いたところ、日本では200円~300円で売っていそうなゴムゾウリが25ソーレス(約875円)こちらでは1日分の日給くらい高いのです。

食べ物や衣服などはかなり安いのに と思いながらも熱いので買いました。
(ボラれたかも?)。


食事はマクドナルドのような店に入り、ホットドッグのようなパンに肉らしいものが
はいっている、ハンバーガーらしき物のセットを注文、飲み物はコカコーラ。

店は窓などが全然なく車やモトタクシーの排気ガスや騒音であまり食欲がない。

それに3人で食事をしている間も、物売りの 子供や大人が私達外国人の姿を見たらすぐ近寄ってきて買ってくれといってくる。

そのたびにNO,NO,(いらない) といっても外から私達を見ている。

そのうち店員の女性が私達のテーブルに来て食べ残しのパンを指差し、
もういら ないか聞いて来た。シー(はい)。

その女性は笑顔でパンを取り物売りの子供に持って行きました。

子供ははじけんばかりの笑顔でパンを貰いグラシアス、といって走って行きました、あの子供の嬉しそうな顔、 (今も忘れる事ができません)

その時、自分の贅沢さを痛感しましたし、この国も早くあのような子供達がいなく なってほしい、と3人共つくづく思いました。(日本では考えられない光景でした)。

飛行機の時間も近いのでそろそろ空港へ、 空港では偶然、イアップの所長に
出会い昨日の御礼を述べ、少し立ち話。

イキトス空港

アディオス(さよなら)
所長。

アディオス(さよなら)
イキトス。

リマへ向かって飛行機に乗る。

リマ着、また呼び込みの人達がいっぱい寄ってくる、このころではもうこちらも
慣れっこになって、NO,NO。

しかし、今日はAさんの車がないので、呼び込みの人と値段の交渉、リマ市内まで
15ソーレス、交渉成立。

と思いきや、車に乗る寸前に運転手が25ソーレスに値上げ、こちらも頭にきてNO、もういい乗らない。

他のタクシーと交渉、15ソーレスOK、(タクシーは日本の軽四のアルト)少し狭いが辛抱しよう。

ドアがうまくしまらない、窓も途中で開かない、フロントガラスもひび割れ、車はデコボコ。(気にせずに行こう)

ホテルにて明日の打ち合わせ、その後、Aさん帰る、今日はOさんと2人だけで表で食事をしなければならなく なった、2人で大丈夫かなあ……・。2人でスーパーへ、なにがあるのかなあ…・・?。

生野菜はダメと聞いているので他は……。パン(1ソーレス)サンドイッチ
(4ソーレス)私はあまり食欲も無いし、バナナとコカコーラにしよう。

Oさん(この人、とても元気、その上こちらの食事バッチリ)トウモロコシ、イモ、この人これ主食。ほんまに 日本人か。(ふと思った)。
そうだミネラルウォーターも買っておこう。

ホテルで食べる。ミネラルウォーターなにか 変な味、泡がでている、何だこれは腐っているのかあ…・。ラベルを見る、なんとガス入りウォーター。

これがこち らで一般的なミネラルウォーターだそうだ。マズイー。早く寝よ。

12月8日、「Aさん来る」も、予定変更、(相手の会社の人が急用のため)
リマ市内見物。こちらでは有名なインカコーラも飲む、コーラと言っても日本での
コーラ味と違い黄色の色で甘い炭酸ジュースの味。

リマ市内
リマ市内


アルマス広場、サンマルティン広場、大統領府、など、戦車もある。

警官が街角、街角にいる。このおかげで 最近はこのあたりは安全な地域になったそうだ。日本大使館占領事件の場所に行く。

塀はところどころ銃の穴が空いている。そこを通りぬけ、新しく建てている、
日本大使館を見に行く、すごい塀だ!

まるで刑務所の塀、(これでわかっ てもらえると思う)今度はそう簡単に入れそうもない。

かなりの金額を使って建てているようだ。


これもこの国では 仕方ないことだと思う。帰りに土産物店による、Oさんおおはしゃぎ(アマゾン大好き、シャーマン会いたい、 ナスカの地上絵、マチュピチュ、クスコ、インカ帝国万歳の人)仕事も忘れ熱心に土産物店を回っていました。

12月9日、日本からBさん合流、 キャッツクロウの輸出許可証を持っている原材料メーカー2社を回る製薬メーカー工場見学と説明を受ける。

12月10日 原料抽出メーカー工場見学と説明を
受ける。製薬メーカーを見学。
(友好的で熱心な説明を受ける)