臨床試験予定 子宮ガン予防ワクチン
東大など開発 多種類のウイルスに効果 H14.1/9
読売新聞から
月内にも臨床試験予定 試験の対象は15人前後で効果と安全性を調べるとしている。
子宮頚ガンの原因となるウィルスの感染を防ぐワクチンの開発に成功。10種類以上のウィルスに共通するたんぱく質の一部を標的にどのウィルスにも効果を発揮する「次世代ワクチン」で効果が確認されれば、ウィルスによるガンを予防する初のワクチンとなる。
このウィルスはヒトパピローマウィルス(HPV)と呼ばれ主に性行為で感染する。子宮頚ガンのうち、子宮の出入り口近くにできる頚ガンのうち95%を占め、肛門ガンの85%、陰頚茎ガンの50%もこのウィルスが原因。
臨床試験
重粒子線治療 放射線医学総合研究所(千葉市稲毛区)TEL 043−251−2111
脳腫瘍、肺ガン、肝臓ガン、前立腺ガン、子宮ガンなどに有効。
現在の臨床試験の中では臨床例が多く、効果も期待できる。
子宮ガンは子宮体ガン(子宮体部)と子宮頚ガン(膣につづく頚部)があります。
1996年に子宮ガンになった人は約17500人でその内約11650人が子宮頚ガンです。
子宮体ガンはホルモンのバランスが崩れる50才代前後に多い病気です。
体ガンは1970年代の3%から90年代に35%と急上昇しています。
H11年度死者数5430人
症状の注意点 不正出血やおりものが多いなど。閉経前の月経不順と間違いやすいので検診を受けるようにしてください。
治療法
子宮頚ガンはI期 II期は手術の対象となる場合が多いです。
III期以降は放射線と抗がん剤とを組み合わせた治療がよいとされています。その後に手術も考慮など。
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