パパイヤとは

(パパイヤ蕃瓜樹、万寿果、英語: Papaya学名:Carica papaya


パパイア科パパイア属の常緑小高木である。その果実も「パパイア」「パパイヤ」という。
「チチウリノキ(乳瓜木)」「モッカ(木瓜)」「マンジュマイ(万寿瓜)」「パウパウ」
ポーポー」「ママオ」「ツリーメロン」などと呼ばれることもある

パパイヤリーフ(パパイヤの葉)には、ポリフェノール、β‐クリプトキサンチン、イソチオシアネート、カルパインなど、活性酸素を除去する代表的な抗酸化能を持つとされている栄養素や、ビタミンC、カロテノイドやフラボノイドなど抗酸化作用をもつ成分を豊富に含み、さらに、抗がん作用を持つ成分が豊富に含まれていることが報告されており、民間療法としてがんの治療にも使用されています。
例えば、オーストラリアのゴールドコースト(Gold Coast)地方に住む人々はがんの治療にパパイヤリーフのジュースを使っていて、アジアや欧米でもがんの民間療法として試されています。

最近では、パパイヤ葉に含まれる抗がん成分が注目され、様々な基礎研究が行われ、その成果が学会や論文で発表されるようになりました。
例えば、パパイヤリーフには強い抗がん作用を有するビタミB17(アミグダリン)やイソチオシアネートなど抗がん成分が多く含まれていることが報告されています。また、抗酸化作用や抗炎症作用や免疫増強効果なども報告されています。活性酸素はガン、発ガン、老化、動脈硬化、肌あれやアトピー、糖尿病、その他さまざまな身体のトラブルの原因になるといわれています。
近年、精神的なストレスや大気汚染、農薬、化学調味料等で、活性酸素による健康被害が増加傾向にあります。強い紫外線を浴びて育ったパパイヤの優れた抗酸化能は、私たち現代人の健康維持に欠かせない食物といえます。パパイヤに含まれる数々の酵素や、抗酸化能を含む成分が複合的に作用し、結果的にガンの予防や代替治療に有効とされています。
*パパイヤ葉に含まれる抗がん成分が注目され様々な研究やその成果を学会や論文で発表されるようになりました。