メシマコブとは

(学名 Phellinus linteus フェリナス・リンテウス)



担子菌菌類ヒダナシタケ目タバコウロコタケ科キコブタケ属に分類されている、多年生のきのこ。
長崎県に位置する女島(めしま)が日本での主な産地であったこと、桑の木にコブのように生えていることにちなんでメシマコブと名付けられました。漢名を 桑黄(そうおう)という。

メシマコブは各種多糖体、ポリフェノール、たんぱく質、糖質、酵素、脂肪酸、アミノ酸、核酸、といった有用成分の含有量に優れているのが特徴です。

メシマコブが注目される理由

抗がん作用に優れていることの裏付けになるデータが発表されており、薬用きのことして一目置かれる存在となっています。

1968年に国立がんセンターと東京大学が一緒に行ったきのこ類のがん細胞増殖阻止率の調査で、メシマコブは2位のカワラタケの77.5%よりはるかに高い、96.7%という驚異的な数値を示しました。

幻のきのこ、メシマコブの原産国としては日本が挙げられますが、このきのこが生える桑の木がある畑が激減したこと、原生林がなくなったことなどが原因となって、天然モノの収穫がほぼ不能な状況に陥っています。また、多年生のメシマコブが十分なサイズになるまでは約10年かかるため、人工的な手段により安定して多くの量を確保することも難しいとされてきました。
天然モノのメシマコブに関しては自生する場所が失われているだけでなく、人の手によってつくり出すことも困難であったため、幻のきのこと呼ばれているのです。

商品としてのメシマコブ、日本で自然発生するものは入手困難な状態になっているメシマコブですが、現在はバイオ技術を駆使した製法が確立されており、多くのメシマコブを培養することが可能となっています。また、日本では未認可ですが、海外ではがん治療を助ける医薬品としての利用も進んでいる状況です。サプリメントなどで摂取することが可能となっています。

どういう人が摂るのに適しているのか メシマコブの優れた抗がん作用は、免疫力の増強によってもたらされるものです。免疫力は風邪をはじめとするあらゆる病気のかかりやすさと関わりがあり、低いと病弱な体質になってしまいます。よって、がんだけでなくどのような病気にも負けない体づくりをしたいと思っている、すべての人が摂るのに向いているきのこであるといえるでしょう。